立ち合い出産ではどう振舞えばいいのだろうか。
出産の時に立ち合うことを決めたはいいが、初めて立ち合う方は緊張をされていることでしょう。
私も初めての経験でしたのでかなり緊張をしました。
まず、何をもっていけばいいのかとか、立ち合って自分はなにをすればいいのかとか、
まぁ不安でしかなかったです。(妻の方が不安だと思いますが…)
でも安心してください。
立ち合い時の持ち物から当日の立ち回りまで自身の体験を元に説明させていただきます。
それでは、いきましょう。
長くなるかもしれませんが、お付き合いくださいませ。
出産当日のスケジュール
それでは、まず出産時のスケジュールを見てきましょう。
7:00~ 起床
「なんか今日生まれそう」と妻に言われながら起こされたので飛び起きました。
その時は知らなかったのですが、実際に陣痛が始まったのは朝の4時からだったそうです。
いよいよ異変を感じたらしく、7時に起こしてくれました。
とりあえず、かかりつけの産婦人科へ連絡をして出発する準備をしました。
奥さんが連絡できないときは、旦那さんが連絡しないといけないけません。
あらかじめ、かかりつけの産婦人科の連絡先を控えておきましょう。
8:30~ 産婦人科へ到着
そこまで緊急性はない感じでしたので、ゆっくりと準備をして産婦人科へ向かいました。
産婦人科へ到着したのは8:30分ごろだったと思います。
診察をするとのことで、とりあえず妻だけが病院の中に入っていきました。
診察の間、結果を待つために私は駐車場で待機をしていました。
とりあえず、待機してました。
9:00~ いざ病院内へ
緊急性はなかったと私達は思っていたのですが、この時点で子宮口が5センチ開いてました。
ちなみに5センチというとかなり開いている状態です。
妻から「今日生まれると思うから病院内に入ってきて」と言われ、
持ってきた陣痛バッグと入院バッグを持ち、病院内へと入りました。
陣痛バッグと入院バックの中身も紹介しているので、よかったら参考にしてください。
陣痛バッグと入院バック、両方を持っていきましょう。
いきなり入院と言われてもわざわざ家に帰らなくてよくなります。
10:00~ 特に変化なし
分娩室と一体化している部屋に妻はいました。
この時間帯は特に変化はなく、妻と談笑していました。
奥さんがまだ余裕そうであれば沢山会話をして緊張を和らげてあげましょう。
12:00~ 昼
この時点で陣痛の間隔が3分から~3分半でした。
妻はまだまだ余裕そうで、笑う余裕があるぐらいでした。
お昼ご飯は病院が出してくれるご飯で、妻と分けて一緒に食べました。
奥さんがお昼ご飯を食べれない場合は旦那さんが食べることになるので、
お腹は開けていった方が良さそうです。
産婦人科のご飯はとてもおいしかったです。
13:00~ いよいよ妻の様子が…
いよいよ痛みが増してきたようで、苦しそうにする回数が増えてきました。
この時点で子宮口は7センチでした。
そのあとすぐに破水をしています。
破水したあたりから妻の様子が変化し、それまで叫んでいなかった妻が
思いっきり叫ぶようになりました。
今まで見たことのない妻を見たので、すごく怖かったのを覚えています。
あぁ、怖かったぁ。
ここからいきみ逃しと呼ばれる時間が始まりました。
ここで旦那さんの本領発揮です。
僕的に大変だと思ったのは、テニスボールを妻の肛門付近に思いっきり押すことでした。
中途半端な力だと「もっと強く!」と言われてしまい、終始全力でテニスボールを当てていました。
必ずしもテニスボールを当てるとは限りませんが、一応聞き手は鍛えておいた方がいいです。
想像している以上に力が要ります。
子宮口が全開になるまでは押し続けていたと思います。
14:30~ 子宮口が全開に
やっと子宮口が全開になったのでいきみ始めました。
ですが、なかなか赤ちゃんは出てこず時間だけが過ぎていきました。
横で妻の手を握りながら、応援することしかできませんでした。
水を飲ませてあげたり、汗を拭いてあげたり、リップクリームを塗ってあげたり
できることは沢山あります。
15:30~ いよいよラストスパート
全力でいきみ続ける妻。
それをそばで見ていることしかできない自分。
すでにできることは終えたので、手を握りながら声掛けを続けました。
ですが妻の体力はすでに限界を迎えていました。
声掛けは積極的にしましょう。
15:55~ 赤ちゃんと対面
陣痛開始からおよそ12時間ぐらいで生まれました。
長時間戦ってくれた妻には感謝しかありません。
母子ともに健康でよかったです。
私自身、仕事との兼ね合いで立ち合えるかは未確定でしたが、
運よく休みの日に立ち合えたのでよかったです。
感動の瞬間でした!
17:00~ 病院を後にする
コロナの影響で、出産してから1時間程度しか一緒に過ごすことができませんでした。
病院を出たのは17時ごろだったと思います。
まだまだ一緒にいたいと思いながら帰宅しました。
無事に生まれて良かった~!
理解するべきこと
さて、一通りの流れを説明しましたが、
立ち合いをする上で理解するべきことがいくつかあります。
- 出産時に妻から言われる言葉は真意ではないこと
- 普段からは想像もできない姿を目の当たりにすることになるので覚悟が必要なこと
- 立ち合いはただ突っ立っているだけではいこと
これらをしっかりと理解しておきましょう。
これらについてどういった事かざっくりと説明していきます。
出産時に妻から言われる言葉は真意ではない
場合によっては、罵詈雑言を浴びせられるとのことらしいです。
ただ、それは真意ではなく出産時の一時的なものということです。
なんせ物凄い痛みを耐えているので、そうなってもおかしくはないですよね。
私は言われなかったですが、そういうこともあるらしいので理解はしておきましょう。
想像もできない姿を目の当たりにするので覚悟が必要なこと
普段からは見ることのない姿を目の当たりにします。
どんな姿でも受け入れてあげる覚悟が必要です。
先ほどお伝えしたことに繋がりますがたとえ暴言を吐かれても
そういうものだと受け入れることができるかどうかということです。
立ち合いはただ突っ立ているだけではいこと
赤ちゃんが生まれる時をただ見守るだけではありません。
生まれる間まで奥さんをケアし続けなければいけないのです。
汗をかいているなら拭いてあげる、水が欲しそうなら飲ませてあげる、
唇も乾燥するのでリップクリームを塗ってあげる、声掛けをしてあげる。
このようにできることは沢山あります。
一緒に戦う姿勢を持ちましょう。
さいごに
出産は一大イベントです。
母親だけが戦うのではなく、父親も戦う必要があると思います。
立ち合いを全くしない方もいらっしゃるとは思いますが、
人生で一回は立ち合いを経験してみてもいいかもしれません。
どれだけの想いで我が子を産もうとしているのかを目に焼き付けておくだけで、
奥さんに対しての接し方も変わってくると思います。
私自身は立ち合いをしてみて本当に良かったと思いました。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
それでは(^^)/
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